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テキサスリグの使い方

琵琶湖でバスフィッシングを楽しむなら、絶対に外せないメソッド。
それが テキサスリグ 。
今回はそんなテキサスリグの基本を解説したいと思います!

テキサスリグとは

テキサスリグとは

・シンカー
・フック
・ワーム

の三点から構成されるリグの総称です。

このリグの発展形が パンチングで使うヘビーテキサス(ヘビテキ)、浚渫のブレイクなどで使えるキャロライナリグ(キャロ) なんですよね。

どういうところでテキサスリグを使うのか?

通常であれば根がかりしやすい硬いストラクチャーに対して使うことが多いんですが、琵琶湖では葦やウイード(水草)に対して使うことが多いです。

私は春から初夏には葦周りのチェックに使います。
これもちょっと面白いメソッドがあるんですが、また別の機会に記事にしたいと思います。

そして初夏から今の時期くらいまでは主に水草に対して使うことが多いですね。

よく使うのは エビモ周りのチェック に使います。

エビモはひょろひょろと長い水草で主に硬い地質に生えると言われています。
ブラックバスは柔らかい地質よりは硬い地質を好みます。

エビモは硬い岩盤に生える水草といわれています。

ですので、エビモのあるところにはバスがいる!と私は信じています。笑

この エビモを狙う という行動にも少しポイントがありまして・・・

私は、わさわさと生い茂ったエビモの集団よりも、小さな1m四方くらいのエビモを私は狙います。
理由は、わさわさと生い茂ったエビモに対してテキサスリグを使うと生い茂りすぎていてうまくフォールしないことがあります。
生い茂ったエビモには1oz以上のウエイトのシンカーを使う ヘビテキ がいいでしょね。
私のテキサスリグは 3/8oz か 1/2oz のシンカーを主に使います。
生い茂った水草には不向きなんですよね。

・生い茂った水草には ヘビテキ
・薄い水草には テキサスリグ




テキサスリグはどのように使うのか?

さてさて。ここからが本題でしょう。

2017年7月18日のポイントガイド でも書いたのですが、テキサスリグでデカいのを獲るにはいくつかのポイントがあります。

⇓⇓見てない方はどうぞ!テキサスリグでビックバスを獲りました!笑
2017年 7月18日 琵琶湖バスフィッシングポイントガイド

<テキサスリグを使うときのポイント>

  1. 着水音は小さく
  2. ラインスラッグはたくさん出してラインはゆるゆるにルアーをフォールさせる
  3. フォール中はむやみにアタリを聞こうとしない
  4. アタリを聞くときはリールのクラッチをきっておく

これを見て理解できればテキサスリグでデカいのが釣れるはず。笑

まず、”着水音は小さく” なんですが、これは水中の釣りで特にフォール速度も速くないテキサスリグで着水音がやたらめったら大きいのははっきり言ってよくないです。できる限り低い弾道で投げてゆっくりと着水させる ことですね。

次に、”ラインスラッグはたくさん出してラインはゆるゆるに・・・” なんですが。
ここがテキサスリグの釣りで一番大事な部分なんです。”フォール中はむやみにアタリを聞こうとしない”にも通じるんですが、着水後、ルアーは湖底に向かってフォールしていきますよね。よくあるのが、フォール中のバイトを取ろうとしてラインテンションを張りながら落とす という動作。

一見するといかにもバスフィッシングらしくかっこいいですが・・・

ハイプレッシャーレイクで食ってもすぐ吐き出すようなショートバイトが連発するような場面なら有効ですが、琵琶湖の場合、あんまりないです。というか、そんな状況ならテキサスを使わないですね。笑

大事なのはシンカーの重みだけでフォールし、ワームが自然に動く ことなんですよ。

ブラックバスの目にどういう風に見えて、何を考えているかは私は人間なので判りませんが、ラインテンションがなく自然にワームが動く状態がバスには有効である と経験的に見えてきたところです。

今度写真を撮ってきますが、ラインは巻きクセがはっきりわかるくらいゆるゆるです。
フォール中に少しでもラインが張ってしまったらそのキャストは失敗です。そう思ってもらってもいいです。

最後に”アタリを聞くときは、リールのクラッチを切っておく”なんですが。

この記事を読んでいるバス釣り初心者の方で アタリ って何?どういうもの? ってなっている人いません??

私はバス釣りをやり始めたころ釣り雑誌を見て アタリ っていうことが全く理解できませんでした。

当時の雑誌には「アタリがあったらラインを送る」とか「アタリがあったらすぐに合わせない」とか書いてありました。
でも、アタリってのがイメージできませんでした。。。

アタリっていうのは バスがルアーをくわえている状態 です。

ゆるゆるのラインテンションの状態からラインテンションを張ってみると グググ っと 違和感 があります。それが アタリ なんですよ。

で。どうしてクラッチを切ってアタリを聞くかって話なんですが、クラッチを切らずにラインテンションを張ってしまうとバスの動きによってはテンションがかかり過ぎてバスの口からワームが出てしまうことがあるから なんです。
私がテキサスリグを使っている時はクラッチを切ったり入れたりかなりの頻度で行います。

そして、アタリがあったらラインスラッグ(糸のたるみ)を巻き取って一気に合わせる!
テキサスリグの最大の醍醐味ですよね~
決まったら最高に気持ちいい瞬間です。笑

⇓⇓さらに!テキサスリグで 67㎝のビックバスを獲りました!ぜひこちらの記事も参考に!
テキサスリグで 67cmのビックバス をゲット!

 

おさらい

長々と書いてきましたが、テキサスリグは

投げる → フォールさせる → 着底する → 少し放置 → アタリを聞く

と、簡単に言うとこの流れなんです。
上記で説明した ポイント をしっかり守っていただくだけで、デカいやつに遭遇するチャンスはグッと高くなります。

あんまり考えすぎると逆に釣りができなくなってしまいますが・・・笑

釣りをしていく中で、上記ポイントを頭においていただき、経験を積んでいく中で理解していただければ良いかと思います!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!
私にとってテキサスリグはバス釣りをしていく上で絶対に外せないメソッドなんです。

そしてたくさんの大きなバスたちと出会うことができました。

文章だけで理解することはなかなか難しいかもしれませんが、ぜひチャレンジしていただきたいな と思います!

判りにくい表現などありましたらぜひご質問ください!