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2018年7月9日 琵琶湖バス釣り釣果 ポイント情報

琵琶湖の状況

西日本に大きな被害をもたらした豪雨の影響で琵琶湖の水位は+74㎝とかなり高くなっています。
7月5日の時点では-21㎝でしたのでかなり短期間で水位が上がったことがわかります。
今年は個人的な都合で琵琶湖に全然出撃できていないため、水位が上がる前の状況などはよく判っていませんが、とにかく水草が少ないんですよね。この時期ならすでに表層近くまでエビモなど背の高い水草は顔を出すんですがね。水位が上がっているっていうのもありますが、目視での判断は難しい状況。

・水温 23.4℃
・放水量 全開放水
・水位 +74㎝
・風 朝は微風 昼から東よりの暴風

 

9:00 志那沖からスタート

この日は、用事があるのでかなり短い 9:00~14:00 の出艇。

本来この時期なら志那沖や下物(おろしも)の浚渫エリアに行けば目視でエビモなどの水草はパッチ状に生えていることが判ります。

もちろん、増水していることもありますが明らかに水草の生える速度が遅いんですよね。
というか水草が少ない。漁師さんが頑張って藻狩りしすぎですね。笑

志那沖ならGPSの航跡を例年の水草の生える場所が判りますので目視で確認できなくても問題はないんですが・・・かなり背が低い。増水の影響だけでなく明らかに背が低いんですよ。

パンチングかフロッグをやりたいんですが。できるポイントが無い。笑

まぁ時間も短い事ですし、一発デカいやつを仕留めたい。
そういう思いで デプス ブルフラット5.8 を投げることに。

 

10:30 木浜

木浜の浚渫に生えるウイード(水草)を狙うことにしました。
とにかくすごい増水ですので、魚の居場所がはっきりしません。

沖側に出てみたり岸側に行ってみたり。とにかく走り回って魚を探すことにしましたが見つからない。

簡単じゃないな。笑

木浜の後は 六本中 北山田 また志那沖 へ。
かなりの迷走。

挙句の果てに昼ごろからかなりの暴風。
予報では1mくらいの微風だったんですけどね。大体裏切られるのが琵琶湖の風速。

 



13:30 赤野井沖

なかなか思うようなウイードが見つからない。
まぁまぁな暴風なのでエレキで動き回るのもしんどい。

赤野井はフラットなエリアで全体にウイードが生えているので流しながらポイントを探すには向いているんですが、あまりにも広いフラットエリアなのでここっていうポイントを絞ることができないんですよね。

通常よりも1mくらい水深が上がっているので少し岸よりを流すことにしました。

岸寄りと言ってもいつもの琵琶湖なら水深は2.5mくらいのラインですが大増水中ですので約3.5mのくらいのラインを流します。カナダ藻が1.5mくらいまで生えている中にところどころにエビモが生えているのでエビモを探すことにしました。

エビモは硬いのでワームが当たるとコツコツとカナダ藻などとは違う感覚があるんですよね。

そういう感覚の違いを探して釣りを続ける方がなんのあてもなく流すよりは集中力が続くんですよね。
あと、根拠のない経験だけの話をすると、エビモはビックバスをストックする力があるというか、去年もパンチング以外で釣ったデカいやつはほとんどエビモ絡みでした。

で。コツコツとエビモを探していると。

明らかに魚のアタリ。
少し竿をおくって一気にフッキング!

しかし、途中ですっぽ抜ける。笑

気を取り直してもう一度、同じエビモに ブルフラット5.8 を放り込んでみる。

すぐにアタリ。さっきよりも少し長めにおくって一気にフッキング!
今度はがっちり入ったか??久々のデカいやつ!明らかにデカい!

※メジャーボードに水を撒いてバスの魚体にダメージが無いようにしています。

ロクマルには2㎝届かず 58cm。

やはり、エビモにバスは居ましたね。笑

この一尾のあと、周りを捜索しましたがなんとなくいい感じのエビモが無い。
こういう時は不安になって釣れたポイントに戻ってしまう。。。笑

一尾目を釣ったエビモは5m四方くらいのすごく小さなエリア。
きっちりGPSに登録していますので同じエリアに戻ることは容易です。

同じエビモに数回ブルフラット5.8 を放り込んでみると さらにアタリ。
一瞬、のったようにバットまで入ったのにすっぽ抜け。

さらにもう一度、同じエビモにブルフラット5.8を放り込む。

また来た!フッキングも決まった!今度は絶対獲る!!

すぐにジャンプ!デカい!絶対ロクマルある!

で、また手前ですっぽ抜け。笑
今年初のロクマルかもしれなかったのに!なんて日だ!

そしてしつこく同じエビモにブルフラット5.8を投げ込む!

ほら!またアタリが来た!今度こそ絶対獲るから!
慎重にそして素早く引き寄せる!今度もそこそこ!
そして無事にランディング!

※メジャーボードに水を撒いてバスの魚体にダメージが無いようにしています。

顔はロクマル級なんですがね。身体は 56㎝ 。笑

この日は2時までしかできませんのでここでストップフィッシング。
5m四方のエビモパッチは心のこりでしたけど。短い時間で十分楽しめましたね。

正直、久々の琵琶湖&大増水で魚の居場所なんて全くわからない状況だったので今回はかなりラッキーな展開でした。

 

赤野井のポイント

今回のポイントは

座標 N35 04.650 E135 55.755

でした。広い琵琶湖で見つけた 5m四方の奇跡のエビモパッチ。笑

この狭いエリアにデカい魚がひしめきあっていたのか。
そう思うと面白いですよね。

通常、水深に戻れば目視でウイードを確認できるようになると思います。

ポイントに迷ったならこういう目視で確認できるエリアを探ってみてはどうでしょうか。

そして今回、メインにというかこれしか使ていませんが、ブルフラット5.8。

たくさんの歯形を付けられました。笑
小さな魚は全く釣れませんが、釣れたらデカい。
そういう一発を狙えるワームですよねぇ。